「株式市場」カテゴリーアーカイブ

ガンドラック氏: 株式も債券も下落する相場で何に投資すべきか

物価高騰を抑制するためにアメリカのFed(連邦準備制度)が金融引き締めを開始して以来、金融市場ではあらゆるものが下落している。利上げで株式も債券も両方下落するので、分散と思って両方買った投資家は酷い目に遭っている。

こういう相場では何に投資をすれば良いのか。DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がThe Market NZZのインタビューで説明している。

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ジム・ロジャーズ氏: 分散投資をしてはいけない

何処かで聞いたフレーズがGoldCore TVによるジム・ロジャーズ氏のインタビューから聞こえてきた。ジョージ・ソロス氏とクォンタムファンドを創業した彼が分散投資についてどう考えているかを紹介したい。

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ミネアポリス連銀総裁: ジャクソンホールで株価が下がって嬉しい

アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)がインフレ抑制のため金融引き締めを行うなか、株式市場が荒れている。そしてBloombergによるインタビューによれば、ミネアポリス連銀総裁のカシュカリ氏はそれを喜んでいる。

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「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た

さて、ここでは普段は比較的難しめの内容を扱っているが、ここのところ立て続けに投資初心者に向けた記事を書いた。

後者の方はいつもの読者向けでもあるだろうか。

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インフレで株価が暴落する理由とタイミングを予想する方法

前回の記事では、株式投資は長期的にはほぼ儲かるという主張は事実ではなく、正確にはデフレと金融緩和の時期に限れば正しいということを説明した。米国株が過去40年上がり続けているのもそれが理由である。

そして同時にそれはインフレと金融引き締めの時代においてはまったく正しくない。よって今回はインフレの時代に株式市場がどうなるかということを見てゆきたい。

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「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由

世界的なインフレが実体経済と株式市場を襲っている。インフレについてはここでは2020年から警告し続けていたことであり、株安についても年始から予想していたことである。

しかしはっきり言うが、まだ何も始まってさえいない。ここからが物価高騰という地獄の本番である。

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株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している

金融業界で働く人々には驚きではないだろうが、筆者はいまだに「投資を始めたいのですけど」という相談を受けることがある。筆者が「いまだに」という理由は、ここの読者には分かってもらえるだろう。

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パウエル議長のジャクソンホールでの講演で株価が急落した理由

8月26日、Fed(連邦準備制度)のパウエル議長がジャクソンホール会議において講演を行ない、それを受けて米国株が急落している。株式市場にとってはサプライズだったようだが、筆者はあまり驚かなかった。まずはパウエル氏の話の内容から見てゆきたい。

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ジム・ロジャーズ氏: インフレ鈍化による株価反発は暴落前の最期の楽観

ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを設立したことで有名なジム・ロジャーズ氏がET NOWのインタビューで株式市場の見通しについて語っている。

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