「米国の株式市場」カテゴリーアーカイブ

「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由

世界的なインフレが実体経済と株式市場を襲っている。インフレについてはここでは2020年から警告し続けていたことであり、株安についても年始から予想していたことである。

しかしはっきり言うが、まだ何も始まってさえいない。ここからが物価高騰という地獄の本番である。

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株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している

金融業界で働く人々には驚きではないだろうが、筆者はいまだに「投資を始めたいのですけど」という相談を受けることがある。筆者が「いまだに」という理由は、ここの読者には分かってもらえるだろう。

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パウエル議長のジャクソンホールでの講演で株価が急落した理由

8月26日、Fed(連邦準備制度)のパウエル議長がジャクソンホール会議において講演を行ない、それを受けて米国株が急落している。株式市場にとってはサプライズだったようだが、筆者はあまり驚かなかった。まずはパウエル氏の話の内容から見てゆきたい。

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ジム・ロジャーズ氏: インフレ鈍化による株価反発は暴落前の最期の楽観

ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを設立したことで有名なジム・ロジャーズ氏がET NOWのインタビューで株式市場の見通しについて語っている。

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サマーズ氏: アメリカの住宅バブル継続でインフレ上昇へ

アメリカ発の世界的な物価高騰が話題となる中で、インフレ率の先行きについて専門家らが様々なことを言っている。アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏は去年からインフレを警告してきた1人であり、今なおインフレを警告し続けている。

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米国株の今後の見通し: 企業利益激減で株価は再び暴落へ、空売り再開

年始の予想通り米国株はインフレと金利上昇懸念で一度暴落したが、その後株価は回復している。筆者は少しの間様子を見ていたが、そろそろ年末へ向けての株価予想を本格的に考えるべきだろう。

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ドラッケンミラー氏、米国株買いポジションを年始から半分に縮小、弱気継続か

引き続き機関投資家の米国株買いポジションを開示するForm 13Fである。これまでジョージ・ソロス氏とレイ・ダリオ氏のポートフォリオを報じたが、今回はソロス氏の弟子にあたるスタンレー・ドラッケンミラー氏のDuquesne Family Officeについて報じたい。

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世界最大のヘッジファンド、中国株を売却して米国株買いポジションを維持

引き続き機関投資家の米国株買いポジションを開示するForm 13Fである。今回はレイ・ダリオ氏が運用する世界最大のヘッジファンド、Bridgewaterのポートフォリオを見てゆきたい。

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ジョージ・ソロス氏の君子豹変、ハイテク株空売りから大幅買いに大転換

さて、毎四半期お馴染みの機関投資家の米国株買いポジションを開示するForm 13Fの季節がやってきた。まずはジョージ・ソロス氏のSoros Fund Managementのポートフォリオから見てゆきたいが、非常に面白い内容となっている。

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