暴落した米国ハイテク株は割安と言えるか

2022年に始まったインフレ相場も半ばに差し掛かっている。2022年はインフレ率高騰と金利上昇の年、そして2023年はインフレ率急落と不況の年である。

そこで今回考えたいのは、2022年に半値ほどに暴落したハイテク株は割安と言えるのかということである。

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ジム・ロジャーズ氏: 1970年代にはインフレを殺すために金利は21%まで上がった

2023年最初の投稿はインフレについてにしよう。ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを立ち上げたことで有名なジム・ロジャーズ氏が、GELDmeisterinのインタビューで1970年代の物価高騰時代について語っている。

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2023年はコモディティ底値買いの年: 原油、天然ガス、農作物、金相場の推移予想

前回の記事では2023年の著名投資家らの金融市場予想について纏めた。

ただ、その中で金属やエネルギー資源、農作物などのコモディティ銘柄については詳しくは触れていなかったので、今回はコモディティについて書きたい。

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10月の米住宅価格の上昇率は9.2%で4月から7ヶ月連続の減速 インフレ率低下へ

世間が物価高騰について話し始めてそれほど経ってはいないが、先回りする金融市場は既にインフレ減速の話でもちきりである。

そしてその先行指標となっているのが4月から減速を続けているアメリカの住宅価格である。米国時間12月27日に10月分のケース・シラー米国住宅価格指数が発表されたので紹介したい。

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2023年著名投資家の相場予想まとめ: 株式、ドル、金利、インフレ率

12月21日に亡くなったスコット・マイナード氏の最後のインタビューを訳し終わってしまったので、2023年の著名投資家や専門家の金融市場予想について纏めておこうと思う。2022年は物価高騰やウクライナ情勢など激動の年だったが、2023年はどうなるだろうか。

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マイナード氏、国債と投資適格債とジャンク債の違いを語る

引き続き、21日に亡くなったGuggenheim Partnersのスコット・マイナード氏の自社ポッドキャストにおける最後のインタビューである。今回は2023年の債券投資について語った部分を紹介したい。

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マイナード氏: アメリカはあと半年で利下げを余儀なくされる

引き続き、21日に逝去したGuggenheim Partnersのスコット・マイナード氏の自社ポッドキャストにおける最後のインタビューを紹介する。

今回はアメリカの政策金利の推移予想について語っている部分である。

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マイナード氏のデフレ予想: インフレは抑制され株価は下落し金利は低下する

今回紹介するのは、12月21日に突如心臓発作で亡くなったGuggenheim Partnersのスコット・マイナード氏が自社ポッドキャストに上げていた最後のインタビューである。

長いインタビューだが、まずはマイナード氏が今後のインフレの推移と株式市場、債券金利について語っている部分を紹介しよう。

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マイナード氏: 日銀の持続不可能な緩和政策の破綻は他国の教訓的前例になる

12月21日に亡くなったGuggenheim Partnersのスコット・マイナード氏が日米シンポジウムで日銀のイールドカーブコントロールとその行く末について語っていたので紹介したい。

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世界の金融市場における分析と実践