景気後退にもかかわらずオフィス空室率は良好、企業の設備投資が個人消費の衰えを補う

前回の記事では消費増税後の日本の個人消費の衰えを確認したが、GDPの内訳において住宅投資がマイナス成長であるにもかかわらず、三鬼商事の発表するオフィスレポートでは、オフィスの空室率は10月に至るまでいまだ改善傾向にあることが示されている。

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消費増税の悪影響は金融緩和、財政出動ではフォロー不可能

今月17日に発表された日本のGDPは2期連続でマイナス成長となり、景気後退入りが確認された。一般の報道では「アベノミクスでも拭えないデフレの悪影響」であるかのように報じられているが、景気後退の原因は4月に行われた消費増税である。より悪いことに、消費増税による悪影響は現状の金融・財政政策では拭いがたいものであり、量的緩和・財政出動以外の政策が求められる。まずはGDPの内訳を確認してゆきたい。

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[動画] ジム・ロジャーズが過剰流動性による上昇相場の終焉を語る

ロイターによる、著名投資家ジム・ロジャーズのインタビュー。

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ジョージ・ソロスがスコットランド独立問題を語る

著名投資家のジョージ・ソロスがフィナンシャル・タイムズ(原文英語)でスコットランド独立問題を論じている。 続きを読む ジョージ・ソロスがスコットランド独立問題を語る

フォロー終了: ワコム (TYO:6727)

ワコム (TYO:6727)のフォローを一旦終了する。理由は二つあり、短期的な利益をかなり毀損する決算にもかかわらず、株価が決算後の急落時以上の水準に回復していることと、IDCがタブレット型コンピュータの出荷台数予測を下方修正したこと(ビジネスワイヤ、原文英語)である。株価が短期的にも長期的にも割安な水準となった場合や、業績回復により直接的な材料が出た場合、フォローを再開する場合がある。投資結果は以下の通り。

投資戦略: ロング

フォロー開始時株価: ¥514

フォロー終了時株価: ¥494

リターン: -3.89%

 

フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

以前紹介した銘柄のフォローアップである。

前回の記事で文句なしの買い場と書いた時点から13%程度の上昇。ECBの追加緩和もあり住宅市場に再び希望が持たれている。€16程度で取引されていた時点よりもECBがかなりハト派に傾いたことを考えると、まだ割安と見るべきだろう。しかし欧州の問題が解決するためには時間がかかるとということを念頭に置いた、長期間の株価変動に耐えられるポジションの規模に留めたいことは一貫して同じである。 続きを読む フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

ユーロ売りは一旦ここまで、今後は量的緩和の導入を待つ

ユーロドルはウクライナの政治不安に後押しされ、早くもECBの緩和発表後の分析記事で想定した1.30に近い水準まで落ちた。このタイミングでウクライナでの停戦が発表されたことから、TLTRO(局所的長期資金供給オペ)を根拠としたユーロ売りはここまでとして良いだろう。初期から空売りを始めている投資家には深追いをする理由がない。投資は一番美味しい部分に大きく賭ければそれで良いのである。

今後は量的緩和の観測がマクロ経済学の観点から正当化される場合のみ空売りが可能となるだろう。そのためにはユーロ圏の消費者物価などを注視する必要がある。

投資戦略: ショート

フォロー開始時レート: 1.366

フォロー終了時レート: 1.315

リターン: +3.73%

フランスの生産力再建相更迭はユーロ圏の未来を暗示する

イギリスに続きフランスでも内閣改造が行われ、政府の財政緊縮政策を批判していたモントブール生産力再建相が更迭された。モントブール氏は先日、ドイツは「緊縮財政という「妄想」によってユーロ圏経済を破壊している」(フィナンシャル・タイムズ)と発言し、物議を醸していた。左派の中でも雄弁であった彼の更迭により、もとより支持率が17%と低いオランド政権の更なる政権弱体化が懸念されている。モントブール氏が更迭後に反緊縮派の擁護に回り、右派と左派の対立が強まれば、最終的には解散総選挙もありうるだろう。彼の更迭による緊縮派・反緊縮派の対立激化はユーロ圏の結末を暗示している。 続きを読む フランスの生産力再建相更迭はユーロ圏の未来を暗示する

フォロー終了: CNNC International (HK:2302)

短期的に上がり過ぎと見られる急騰のあと出来高が止まったため、長期投資銘柄ではあるが、CNNC International (HK:2302)のフォローを一旦終了する。魅力的な価格に戻った場合フォローを再開する場合がある。投資結果は以下の通り。

投資戦略: ロング

フォロー開始時株価: 2.2香港ドル

フォロー終了時株価: 3.48香港ドル

リターン: +58.18%

以前の記事における利益確定示唆に従った場合、リターンはやや上昇する。

欧州市場に関するショートアップデート (FCC、Easyjet)

ロシアがウクライナ国境付近に兵を進めていることで欧州市場が荒れている。また、欧州委員長に指名されたユンケル氏から南欧諸国が譲歩を引き出せそうにないとの観測から、紹介したスペインの建築会社FCC (BM:FCC)や保険会社のMapfre (BM:MAP)などが軒並み下落している。 続きを読む 欧州市場に関するショートアップデート (FCC、Easyjet)

世界の金融市場における分析と実践