ベルリンのトラック突入大量殺人の容疑者は誤認逮捕、真犯人は逃走中

こんな馬鹿な話があるのかと思ったが、報道されている事実のようである。

12月19日、ドイツの首都ベルリンのクリスマス市場にトラックが突っ込み、60名ほどの死傷者が出たことは報じた通りである。

容疑者は逮捕されており、ドイツ警察は人物像について当初報道せず、取り調べを行った上で23歳のパキスタン人の難民申請者だという情報をようやく発表した。ここでは正確を期すために当初の速報の段階では報じず、警察の公式発表を待った上で記事にしたのだが、その後の報道によるとその容疑者は誤認逮捕されていたらしい。しかも真犯人は逃走中とのことである。

ドイツ警察はどうなっているのか? 大勢の人が集まるベルリンのクリスマス市場に大型トラックで突っ込み、衆人環視のなかで何十人もの人々を死傷させた犯人をどうすれば逃がすことが出来るのか? 逮捕覚悟の上で大量殺人を強行した犯人は、これ幸いと新たな犯行を計画していたとしてもおかしくはないだろう。

ちなみにドイツ警察は、2015年の大晦日にケルンで1,000人近い移民の群れが徒党を組み、夜通し現地の女性に性的暴行を加え続けた事件でも、容疑者のほとんどを取り逃がしている。

ドイツは犯罪者にとって天国だろう。最近のヨーロッパはすべてがどうかしている。