「米国の債券市場」カテゴリーアーカイブ

9月FOMC会合結果、ソフトランディングを諦めたパウエル議長と予想通り株価が暴落している理由

米国時間9月21日、アメリカのFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合の結果を発表し、3会合連続の0.75%の利上げを決定した。

これを受けて元々下落トレンドの最中にある米国株が更に急落している。

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ガンドラック氏: 中央銀行のインフレ率予想は人間が想像可能な中で一番馬鹿げた経済予想

債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏がCNBCのインタビューでアメリカのインフレ率について語っている。

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世界最大のヘッジファンドによる長期金利の大幅上昇予想とドル円の天井

引き続き世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏のLinkedInのブログである。2022年の相場では金利上昇が株価下落の原因となっているが、ダリオ氏によれば金利はここからまだまだ上がるらしい。

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ガンドラック氏: 株式も債券も下落する相場で何に投資すべきか

物価高騰を抑制するためにアメリカのFed(連邦準備制度)が金融引き締めを開始して以来、金融市場ではあらゆるものが下落している。利上げで株式も債券も両方下落するので、分散と思って両方買った投資家は酷い目に遭っている。

こういう相場では何に投資をすれば良いのか。DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がThe Market NZZのインタビューで説明している。

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ガンドラック氏: 米国経済は風前の灯、金融引き締めをスローダウンすべき

引き続きThe Market NZZによるDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のインタビューである。

インフレが既にピークに達しているのかどうかは専門家でも意見が割れているが、ガンドラック氏はこれ以上利上げを急ぐべきではないと主張する。そしてその理由は、債券の専門家であるガンドラック氏らしく、債券市場の織り込みである。

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ガンドラック氏: コロナ後の緩和のやり過ぎで7%上がったインフレ率、引き締めのやり過ぎで15%下落する可能性

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がThe Market NZZのインタビューで、Fed(連邦準備制度)の今後の利上げについての債券市場の奇妙な織り込み方について語っている。

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米国の量的引き締め、今月から2018年世界同時株安の時の2倍の規模に拡大

世界的なインフレ抑制のため、アメリカのFed(連邦準備制度)は現在2つの金融引き締め政策を行なっている。1つは政策金利を上昇させる利上げであり、もう1つは量的緩和で拡大したバランスシートを逆に縮小させる量的引き締めである。

そしてもう忘れている人もいるかもしれないが、9月から量的引き締めの規模が2倍になる。

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