止まらないインフレ、米国で住宅価格が暴騰中

コロナ禍における金融緩和と財政出動による過剰な資金がアメリカの金融市場と経済に流入している。金融市場では貴金属や穀物などのコモディティ価格が高騰しており、足元の経済でも日用品の物価が上がり始めていることは何度も報じている通りである。

そしてアメリカでは同時にコロナ禍には意外な資産まで値上がりしている。不動産である。しかもアメリカだけでなく、イギリスやオーストラリアでも起こっているグローバルな現象であるらしい。

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ジョージ・ソロス氏、暗号通貨インフラに投資

ヘッジファンドマネージャーのジョージ・ソロス氏によるSoros Fund Managementが、間接的にではあるが暗号通貨に投資している。数多のヘッジファンドマネージャーらがビットコインに興味を示す中、ついにソロスファンドまでもが加わった。

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ジョージ・ソロス氏、コロナ禍の2020年に23.2%の利益

著名投資家ジョージ・ソロス氏のSoros Fund Managementは新型コロナの流行で値動きの激しかった2020年の相場で23.2%のリターンを獲得した。Bloombergなどが報じている。

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ミルトン・フリードマン氏: リベラリズムは衆愚政治である

新自由主義の経済学者ミルトン・フリードマン氏が、経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏の著書『隷属への道』の序文において現代のリベラリズムを痛烈に批判している。

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トルコでまた中銀総裁更迭、トルコリラ急落

トルコのエルドアン大統領は3月20日、利上げを推進していたアーバル総裁を更迭し、そのニュースを受けた為替市場ではトルコリラが一時10%以上急落した。アーバル総裁はインフレを退治するために利上げを継続しようとしていた。

正直に言えば笑ってしまった。エルドアン大統領はやはり我慢できなかったのである。そしてインフレを退治する金融家は政治家に排除されるという好例である。

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日銀の日経ETF買い入れ中止でファーストリテイリングが暴落の危機

3月19日、日銀は金融政策決定会合を開き、量的緩和やイールドカーブコントロールなど金融緩和政策の微調整を行なった。ほとんどフルに緩和をしてしまっている日銀の政策調整が市場に大きな影響を持つことはほぼなく、日銀については長らくほとんど報じていなかった。

しかし今回の政策変更に関しては少し興味深いものが含まれていた。日銀は日経平均連動ETFの買い入れを中止したのである。

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金利上昇で下落するハイテク株、上昇する金融株

金融市場ではここのところインフレ懸念による金利上昇が話題となっている。低金利に支えられてきた株式市場にとっては金利上昇は一大事なのである。

一方で株式市場をセクターごとに見てゆくとその影響は様々である。今回の記事では高金利の影響をセクターごとに見ていきたい。

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インフレ相場で個人投資家でもコモディティに投資する方法

ここでは連日報じてるが、コロナ対策の金融緩和と現金給付でアメリカでは物価高騰が始まっている。

金融市場ではこれに先んじて貴金属や燃料、穀物などコモディティ銘柄の上昇トレンドが始まっており、今回の記事では個人投資家でもコモディティ投資を行う方法を取り上げたい。

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2月の米国インフレ率は4.3%、追加現金給付で更に加速へ

3月10日に最新のアメリカの消費者物価指数が公表され、2月のインフレ率の上昇は4.3%(前月比年率)となった。1月の3.1%を上回る数字であり、アメリカでインフレが加速している様子が伺われる。

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