アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏が、動向が注目されているアメリカのインフレ率についてコメントしている。
続きを読む サマーズ氏: 利上げは必要もブレーキ踏みすぎで経済クラッシュの可能性「個人消費」カテゴリーアーカイブ
コロナ蔓延でもインフレ止まらず、12月米物価上昇率は7.1%
1月12日、アメリカの最新のCPI(消費者物価指数)統計が発表された。12月のインフレ率は7.1%(前年同月比、以下同じ)となり、前月の6.9%から加速してついに7%台となった。
続きを読む コロナ蔓延でもインフレ止まらず、12月米物価上昇率は7.1%10月の米個人消費は好調、しかしインフレ要因に
アメリカのインフレとそれに伴う中央銀行の利上げ観測が話題になっているが、実体経済の方も見てゆきたい。
続きを読む 10月の米個人消費は好調、しかしインフレ要因にアメリカの個人消費、現金給付後4ヶ月連続でほぼ横ばい
恒大集団のデフォルト危機で中国のことばかり報じているが、米国経済の状況も確認しておこう。
続きを読む アメリカの個人消費、現金給付後4ヶ月連続でほぼ横ばいマイナード氏: 9月のテーパリング発表は起こらない
Guggenheim Partnersのスコット・マイナード氏がFed(連邦準備制度)のテーパリング(量的緩和縮小)についてTwitterでコメントしているので紹介したい。
続きを読む マイナード氏: 9月のテーパリング発表は起こらないコロナ不況でデフレになる日本、インフレになるアメリカ
2020年は新型コロナウィルスで大変な1年だったが、周知のとおり株式市場は一度の急落を経験したあと2021年に入っても好調が続いている。
続きを読む コロナ不況でデフレになる日本、インフレになるアメリカ米国経済、個人消費が鈍化、インフレは止まらず
新型コロナウィルスの流行で世界的なロックダウンのあった4月から既に半年が過ぎようとしている。世界経済と株式市場は4月の急激な落ち込みからコロナ前の水準に向けて反発を続けていたが、米国経済には反発鈍化の兆しが見られる。
続きを読む 米国経済、個人消費が鈍化、インフレは止まらずアメリカの消費者は5月にもお金を使っていない
新型コロナの流行が世界的な話題になってから半年ほどになるが、先進国のほとんどでは本格的なロックダウンも解除され、投資家としては経済の一番落ち込んだ4月からのリバウンドの度合いが気になるところである。経済指標も5月のものが出揃っているが、アメリカ国民はどうやら消費活動に戻っていないらしい。
続きを読む アメリカの消費者は5月にもお金を使っていない4月の米国個人消費は年率80%以上の落ち込み
株式市場が着々と上がり続ける中、陰鬱な経済統計が着々と出揃い始めている。アメリカでほぼ全期間ロックダウンとなっていた4月の実質個人消費は前月比年率で-81.7%のマイナス成長となった。少し前に紹介した小売売上高とは違い、個人消費はGDP統計の大きな部分を占めるため、第2四半期の経済成長率を部分的に直接示唆したデータとなる。
続きを読む 4月の米国個人消費は年率80%以上の落ち込みアメリカのインフレ率は減速、個人消費は足踏み
アメリカの株式市場は絶好調である。2018年の世界同時株安を受けて中央銀行が金融引き締めを撤回して以来、かなりの勢いで上昇している。
一方で実体経済の方はどうだろうか? 材料としてはトランプ政権の法人減税以来新しい好材料は出ていない。よって投資家は中央銀行の方針転換以来下落した長期金利が実体経済にどういう影響を及ぼしているかを地道に調べてゆくしかない。その中で基本となるのがインフレ率とGDP統計だが、四半期ごとに公開されるGDP統計もその一部である個人消費は毎月発表されているので、極力頻繁にレビューしてゆきたい。
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