アメリカの元財務長官で世界有数のマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで、バイデン政権のインフレ対策とインフレの長期見通しについて面白いことを語っている。タイトルは、ここの読者には聞き覚えのあるものだろう。
続きを読む サマーズ氏: 現在のアメリカの物価高騰はインフレ第1波に過ぎない「インフレーション」タグアーカイブ
アメリカの4月のインフレ率、予想上回る 株価は下落
アメリカの物価高騰が株式市場をも揺るがすなか、注目の最新の消費者物価指数が発表された。4月のアメリカのインフレ率は8.2%(前年同月比)となった。
続きを読む アメリカの4月のインフレ率、予想上回る 株価は下落2022年インフレ株価暴落はいつまで続くか
アメリカも日本も株価の下落が続いている。世界的なインフレでアメリカのFed(連邦準備制度)が強力な金融引き締め政策を行なっているからである。
続きを読む 2022年インフレ株価暴落はいつまで続くか世界的インフレで豪ドルやカナダドルなど資源国通貨は買いか?
2020年に世界中が現金給付を行なった頃から筆者を含む投資家たちが警告してきた世界的なインフレが、ようやく一般の人々にも意識されるようになった。筆者に言わせれば今更の話なのだが、日用品の価格が高騰し、人々はようやく慌て始めている。
だが原料価格高騰で利益を受ける国もある。エネルギー資源や金属、農作物などを輸出する資源国である。
続きを読む 世界的インフレで豪ドルやカナダドルなど資源国通貨は買いか?アメリカの消費者はインフレで貯金を削ってものを買い漁っている
アメリカの物価高騰が止まらない。最新のインフレ率は7.9%だが、これは2月のデータなのでウクライナ危機による物価上昇分を含んでいない。
インフレの中、アメリカの消費者はどう行動しているのだろうか? それを分析するために有用な統計の1つが貯蓄率である。
続きを読む アメリカの消費者はインフレで貯金を削ってものを買い漁っているチューダー・ジョーンズ氏、インフレヘッジで暗号通貨を買い増し
Tudor Investmentのポール・チューダー・ジョーンズ氏がアメリカの止まらないインフレを受けて暗号通貨を買い増しているとWall Street Journalなどが報じている。
続きを読む チューダー・ジョーンズ氏、インフレヘッジで暗号通貨を買い増し2月の米国インフレ率は7.9%、今後更なる物価高騰へ
年始からずっと言っていることだが、2022年は物価高騰の年であり、今のインフレはまだまだ序の口である。
続きを読む 2月の米国インフレ率は7.9%、今後更なる物価高騰へガンドラック氏: 原油価格は倍の200ドルまで上昇する
恐らくはその見方が妥当なのだろう。DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がMagnifiによるインタビューで、ロシアのウクライナ侵攻を受けて急騰しているエネルギー価格にコメントした。
続きを読む ガンドラック氏: 原油価格は倍の200ドルまで上昇するウクライナ危機でコモディティ価格高騰、小麦を一部利確してシルバー買い
以前述べた通り株式市場にはほとんど影響を及ぼしていないロシアのウクライナ侵攻だが、エネルギー資源や金属、農作物などのコモディティ市場への影響は大きくなっている。
そこで各コモディティ銘柄のチャートの現状を再確認するとともに、筆者の保有するコモディティ買いポジションの今後について書きたい。
続きを読む ウクライナ危機でコモディティ価格高騰、小麦を一部利確してシルバー買い12月のアメリカの住宅価格は18.8%上昇、サブプライムバブルを大きく上回る
これまでは逐次報じることはしていなかったが、インフレの世界で気にしなければならない経済データといえば住宅価格だろう。12月分のケース・シラー米国住宅価格指数が発表され、前年同月比で18.8%の上昇となった。
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