注目の統計の結果が出た。8月11日、最新7月分のアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表され、前月比年率(以下同じ)で5.8%の物価上昇となり、前回6月の11.4%から急減速した。予想通りの展開である。
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貯蓄率が示す景気刺激の弾切れ
投資家にとって今一番重要な指標はCPI(消費者物価指数)だが、その発表を待っている間に他の指標も検証しておきたい。
続きを読む 貯蓄率が示す景気刺激の弾切れ絶好調に見えて実は満身創痍の第2四半期米国GDP
2021年第2四半期のGDP速報値が発表され、実質GDP成長率は6.5%(前期比年率、以下同じ)となった。第1四半期の6.3%から少し加速した形となる。
続きを読む 絶好調に見えて実は満身創痍の第2四半期米国GDP米住宅は価格上昇で販売数減少、インフレ激化の兆し
7月26日にアメリカの住宅統計が発表され、新築一戸建て販売数は67万6,000戸となり、市場予想に反して減速した。一方で価格は上がり続けており、供給が足りずに価格が上昇している様子が明らかになっている。
続きを読む 米住宅は価格上昇で販売数減少、インフレ激化の兆し6月米インフレは再加速、原油高騰で火に油か
7月13日にアメリカのCPI(消費者物価指数)の最新データが公表され、6月のインフレ率は前月比年率11.4%となった。
続きを読む 6月米インフレは再加速、原油高騰で火に油かマイナード氏: インフレは一時的で続かない
米国時間6月10日に発表されたCPI(消費者物価指数)に債券投資家のスコット・マイナード氏がコメントしている。
続きを読む マイナード氏: インフレは一時的で続かない5月米インフレは年率8.0%に減速 住宅バブルは加速
米国時間6月10日に最新のアメリカの消費者物価指数が公表され、5月の物価上昇率は前月比年率で8.0%と、前回の9.6%から減速した。
続きを読む 5月米インフレは年率8.0%に減速 住宅バブルは加速アメリカでインフレ止まらず、4月は年率9.6%
ここ最近は連日著名投資家の動向を報じていたが、少し足元のデータに戻ってみよう。インフレ懸念で注目されているアメリカのCPI(消費者物価指数)である。
続きを読む アメリカでインフレ止まらず、4月は年率9.6%ガンドラック氏: 現金給付と失業保険が失業を悪化させる
債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏がYahoo! Financeのインタビューで様々な話題について話しているが、先ずは実体経済の問題から紹介しよう。
続きを読む ガンドラック氏: 現金給付と失業保険が失業を悪化させるアメリカの現金給付の威力を確認する
コロナ禍における経済対策の一環として日本では2020年に10万円の現金給付が行われたが、アメリカではトランプ政権時に2回、バイデン政権時に1回、合計3回の現金給付が行われている。
続きを読む アメリカの現金給付の威力を確認する