「米国の経済統計」カテゴリーアーカイブ

軟調な9月米雇用統計はインフレの原因、ドル円上昇は続くか

最近の経済統計によってアメリカ経済の現状が徐々に明らかになってきたのではないか。少し前に発表された9月のアメリカの雇用統計は非農業部門就業者数が19万4,000人の増加となり、労働者数の伸びが鈍化していることが明らかになった。

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予想通り減速の8月米インフレ率、デフレ相場に中国の不動産バブル崩壊の追い打ちか

中国の不動産バブル崩壊の危機について報じたため1日遅くなってしまったが、お待ちかねのアメリカの最新のインフレ統計である。

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8月米卸売物価指数のインフレは鈍化、デフレの兆し

9月10日に8月分のアメリカのPPI(卸売物価指数)が公開され、前月比年率で9.2%のインフレとなり、前回の15.1%から急減速した。言うまでもないが、インフレ減速の兆しと解釈すべき数字である。

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低調な雇用統計、テーパリング懸念後退で金利上昇となった理由

注目していた読者も多いと思うが、9月3日に米国の8月分の雇用統計が発表された。失業率は5.2%(7月は5.4%)と悪くなかったが、問題は非農業部門労働者数である。

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マイナード氏: 9月のテーパリング発表は起こらない

Guggenheim Partnersのスコット・マイナード氏がFed(連邦準備制度)のテーパリング(量的緩和縮小)についてTwitterでコメントしているので紹介したい。

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予想通り7月インフレ率は急減速、数ヶ月のデフレ相場へ

注目の統計の結果が出た。8月11日、最新7月分のアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表され、前月比年率(以下同じ)で5.8%の物価上昇となり、前回6月の11.4%から急減速した。予想通りの展開である。

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