「米国CPI」カテゴリーアーカイブ

アメリカの8月インフレ率は8.2%、発表後に株価下落の理由

9月13日、世界的な物価高騰の中心地であるアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表された。8月のインフレ率は8.2%(前年同月比、以下同じ)となり、予想を上回ったことでその後の株式市場は急落した。しかも金利先物市場は9月の1%利上げも織り込み始めている。

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アメリカのインフレ率が8.5%に急減速、原因は原油価格

世界中が物価高騰に苦しむ中、8月10日に注目のアメリカ消費者物価指数の最新データが発表され、7月のインフレ率(前年同期比、以下同じ)は8.5%となった。これは前月の9.0%から減速し、しかも市場予想の8.7%をも下回っている。

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5月の米インフレ率が予想以上の加速、株価急落

物価高騰で株式市場が下落を続けるなか、注目のアメリカCPI(消費者物価指数)が発表され、5月のインフレ率は市場予想を上回る8.5%(前年同月比)となった。この数字を受け株式市場は再び急落している。

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1969年の米国で6%のインフレを抑えるためにどれだけの利上げが必要だったか

アメリカやヨーロッパにおける物価高騰を抑えるために中央銀行は利上げを余儀なくされており、2022年の株式市場では今年何回の利上げが行われるのかということが問題になっている。

だが実際にどれだけの利上げが行われるのだろうか? それを考えるためには、アメリカで過去に同じ規模のインフレが起こった時にどうだったかを調べるべきだろう。

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1月の米国CPIは7.5%に加速、コロナが全力でインフレを支援

2月10日に1月のアメリカCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は7.5%(前年同月比)で前月の7.1%を上回る物価上昇となった。

1年間で貯蓄の実質的価値がそれだけ減ったという意味では数字自体も相当だが、内容を見るとコロナがまったくデフレ的ではないという事実が浮かび上がる。

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11月米インフレ率はやや減速も高水準 来年の連続利上げは不可避

さて注目のインフレ率である。アメリカの最新のCPI(消費者物価指数)のデータが公表され、11月分は9.8%(前月比年率、以下同じ)の物価上昇となり、10月の11.9%からは減速したものの依然としてかなり高い水準を維持している。

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