「米国CPI」カテゴリーアーカイブ

5月米国のインフレ率はインフレ悪化の兆し

さて、5月分のアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表された。全体のインフレ率が下がったことでインフレ減速を予想する声が多いが、筆者としてはむしろかなりインフレ寄りのデータだったと思っている。

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サプライズなしの4月米国インフレ率発表でドル安に動いた理由

さて、引き続き注目されているアメリカのインフレ率である。最新4月のインフレ率が発表され、前年同月比では5.0%となり、3月と同じ数字となったが、いつも通りもう少し詳しくインフレの内容を見てゆきたい。

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3月米インフレ率はサービスのインフレが減速、経済急降下確定へ

3月のアメリカのCPI(消費者物価指数)が発表され、個人的にはアメリカ経済の減速を決定的とするデータとなっていると考えている。その理由をこの記事では説明してゆきたい。

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2月の米インフレ率はサービスの加速示す、利上げで抑えればハードランディングへ

さて、注目のアメリカのCPI(消費者物価指数)統計が発表された。2月のインフレ率はここ1年の上昇率を示す前年同月比で6.0%となり、1月の6.3%から更に減速した。

だがこのデータで一番重要なのはサービスのインフレが加速していることだ。それを止めるには高金利を続けなければならず、それはアメリカ経済がハードランディングへの道へ向かうことを意味している。

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CPIの住宅インフレは住宅価格のピーク後最長3年近く続く

アメリカのインフレ率の動向に世界中の投資家が右往左往している。結局のところ、金融引き締めはこれで十分なのかということが株式市場にとっても債券市場にとっても重要だからである。

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1月のアメリカのインフレ率はソフトランディングが不可能であることを示している

さて、世界中の投資家が注目するアメリカのCPI(消費者物価指数)である。

2月14日に発表されたデータによると、1月のアメリカのインフレ率は6.3%(前年同月比、以下同じ)となった。前回の6.4%から減速はしたものの、何ヶ月も急落していたインフレ率の急落が鈍化した形となる。

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アメリカの12月インフレ率は6.4%に減速、ドル安継続へ

1月12日、アメリカの最新のCPI(消費者物価指数)統計が発表され、12月のインフレ率は6.4%(前年同月比、以下同じ)となった。前回の7.1%から更に減速し、昨年のピークである9.0%に比べてインフレ率は2.6%下落したことになる。

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11月アメリカのインフレ率は急減速継続で7.1%、ドル安加速へ

米国時間12月13日に最新のCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は前年同月比で7.1%となり、前月の7.8%から急減速した。元々減速を予想していた市場予想も下回り、ドルが急落している。

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10月米インフレ率は7.8%に急減速、ドル高相場の終焉

米国時間11月10日に最新10月のアメリカのCPI(消費者物価指数)統計が発表された。元々減速が予想されていたインフレ率は市場予想を更に下回る7.8%(前年同月比、以下同じ)となり、半年以上8%台で推移していたインフレ率はついに7%台入りした。

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