「米国の債券市場」カテゴリーアーカイブ

ガンドラック氏: 金利上昇で株価下落の新トレンドへ

株式市場が少し荒れている。株価下落の原因は米国市場で金利が上昇していることである。

そして債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏はこのトレンドが一過性のものではないとTwitterで指摘している。

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ジム・ロジャーズ氏: 物価高騰になれば中央銀行は緩和を止めるか

ジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを立ち上げ伝説的なパフォーマンスを上げたジム・ロジャーズ氏が今市場で懸念されているインフレとその後の金融政策についてThe Deep Diveのインタビューで語っている。

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パウエル議長、根拠不明の2%インフレ目標に固執、物価高騰は不可避

アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)の議長であるジェローム・パウエル氏が議会証言で金融政策の見通しについて語っている。

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ドラッケンミラー氏が物価高騰を予想、米国債を空売り、コモディティを爆買い

新型コロナによる現金給付などの経済政策のため、経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏の通貨崩壊・インフレ論を持ち出すまでもなく著名投資家のなかではインフレへの警戒が広がっているが、ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年率いたスタンレー・ドラッケンミラー氏もその列に加わったようである。

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世界最大のヘッジファンド: 2021年、株高は続かない

世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏がFuture Investment Initiativeにリモートで参加して2021年の相場観を述べているのでここで報じたい。

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ハイエク: インフレ主義は非科学的迷信

前回の記事ではジョン・メイナード・ケインズと論陣を張り合った経済学者のフリードリヒ・フォン・ハイエク氏の主張が現在のコロナ禍における経済にぴったりと当てはまることを紹介した。

莫大な量的緩和と現金給付によりアメリカでは既に物価上昇が始まっているからである。

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6月FOMC結果は現状維持も株価下落の理由 債券市場と株式市場の綱引きが始まる

誰も気づいていないが、米国時間6月10日に米国の中央銀行Fed(連邦準備制度)が発表したFOMC会合結果はあまりにとぼけた結果だった。パウエル議長は市場を助けるふりをして実はタカ派のままなのかもしれない。

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