引き続きForbes(原文英語)による著名投資家ジム・ロジャーズ氏のインタビューである。今回はクォンタム・ファンドにおけるかつてのパートナー、ジョージ・ソロス氏について語っている部分を取り上げる。
「金融業界」カテゴリーアーカイブ
巨額投資詐欺で逮捕の元NASDAQ会長マドフ氏、刑務所内でマクロ経済学を行使
バーナード・マドフという名前を読者はご存知だろうか? マドフ氏は1960年にBernard L. Madoff Investment Securitiesという投資会社を立ち上げることで金融業界でのキャリアを開始し、その後アメリカの証券取引所であるNASDAQの会長を務めるほどに著名な人物であったが、高いリターンを謳う彼の投資会社は実際には資産を運用しておらず、利益分配を顧客から集めた資金のなかから行なっていたとして、2008年に詐欺罪でFBIに逮捕された。
トランプ氏勝利で大儲けしたヘッジファンド運用者たち
2016年アメリカ大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏の当選は金融市場では驚きをもって迎えられ、結果としてマーケットは大いに荒れた。しかしそのような相場でもトランプ氏の勝利に賭け、その結果大きな利益を得た投資家たちが居る。Fortune誌(原文英語)が伝えている。
ジョージ・ソロスを上司に持った男、スタンリー・ドラッケンミラー氏の話
ジョージ・ソロス氏は恐らく世界でもっとも有名なヘッジファンドマネージャーである。年率30%を超えるパフォーマンスを何年も出し続けたこともあるが、グローバルマクロ投資の先駆者として、国際経済の流れに乗じて世界中の市場で買いと空売り、オプション売買を同時に行うという、現在のヘッジファンドの基本戦略となっている賭け方を恐らく世界で初めて行った人物だからである。
世界最大のヘッジファンドに就職するには? 創業者が採用と面接を語る
少し前のものになるが、ヘッジファンド業界賞(原文英語)の表彰式において、世界最大のヘッジファンドBridgewaterの創業者レイ・ダリオ氏が優れた人材とはどういうもので、そうした人材を採用するためにはどうすれば良いかについて語っている。
将来ヘッジファンドで働きたいと思っている読者や、あるいはヘッジファンドを設立しようと思っている読者にも参考になる内容だと思ったのでこの記事ではその内容を紹介したい。