アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)がインフレ抑制のため金融引き締めを行うなか、株式市場が荒れている。そしてBloombergによるインタビューによれば、ミネアポリス連銀総裁のカシュカリ氏はそれを喜んでいる。
続きを読む ミネアポリス連銀総裁: ジャクソンホールで株価が下がって嬉しい「米国の株式市場」カテゴリーアーカイブ
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
さて、ここでは普段は比較的難しめの内容を扱っているが、ここのところ立て続けに投資初心者に向けた記事を書いた。
後者の方はいつもの読者向けでもあるだろうか。
続きを読む 「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来たインフレで株価が暴落する理由とタイミングを予想する方法
前回の記事では、株式投資は長期的にはほぼ儲かるという主張は事実ではなく、正確にはデフレと金融緩和の時期に限れば正しいということを説明した。米国株が過去40年上がり続けているのもそれが理由である。
そして同時にそれはインフレと金融引き締めの時代においてはまったく正しくない。よって今回はインフレの時代に株式市場がどうなるかということを見てゆきたい。
続きを読む インフレで株価が暴落する理由とタイミングを予想する方法「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
世界的なインフレが実体経済と株式市場を襲っている。インフレについてはここでは2020年から警告し続けていたことであり、株安についても年始から予想していたことである。
しかしはっきり言うが、まだ何も始まってさえいない。ここからが物価高騰という地獄の本番である。
続きを読む 「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
金融業界で働く人々には驚きではないだろうが、筆者はいまだに「投資を始めたいのですけど」という相談を受けることがある。筆者が「いまだに」という理由は、ここの読者には分かってもらえるだろう。
続きを読む 株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定しているマイナード氏: 株価がまだまだ底値から程遠い理由
Guggenheim Partnersのスコット・マイナード氏がFOX Businessのインタビューで株式市場の見通しについて語っている。
続きを読む マイナード氏: 株価がまだまだ底値から程遠い理由パウエル議長のジャクソンホールでの講演で株価が急落した理由
8月26日、Fed(連邦準備制度)のパウエル議長がジャクソンホール会議において講演を行ない、それを受けて米国株が急落している。株式市場にとってはサプライズだったようだが、筆者はあまり驚かなかった。まずはパウエル氏の話の内容から見てゆきたい。
続きを読む パウエル議長のジャクソンホールでの講演で株価が急落した理由ジム・ロジャーズ氏: インフレ鈍化による株価反発は暴落前の最期の楽観
ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを設立したことで有名なジム・ロジャーズ氏がET NOWのインタビューで株式市場の見通しについて語っている。
続きを読む ジム・ロジャーズ氏: インフレ鈍化による株価反発は暴落前の最期の楽観サマーズ氏: アメリカの住宅バブル継続でインフレ上昇へ
アメリカ発の世界的な物価高騰が話題となる中で、インフレ率の先行きについて専門家らが様々なことを言っている。アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏は去年からインフレを警告してきた1人であり、今なおインフレを警告し続けている。
続きを読む サマーズ氏: アメリカの住宅バブル継続でインフレ上昇へ米国株の今後の見通し: 企業利益激減で株価は再び暴落へ、空売り再開
年始の予想通り米国株はインフレと金利上昇懸念で一度暴落したが、その後株価は回復している。筆者は少しの間様子を見ていたが、そろそろ年末へ向けての株価予想を本格的に考えるべきだろう。
続きを読む 米国株の今後の見通し: 企業利益激減で株価は再び暴落へ、空売り再開