「米国の株式市場」カテゴリーアーカイブ

日経平均急騰、今後の動向は? ドル円はどうなる?

日経平均が急騰した。短期的な要因としては、アメリカと中国が10月始めにワシントンで通商協議をすることで合意したことで貿易戦争への懸念が後退したこと、イギリスでジョンソン首相のEU離脱強行を議会が阻止する見込みであることなどが挙げられるが、どれも今後の相場についての本質的な原因ではないだろう。

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イールドカーブ逆転は何が問題なのかと、銀行株が暴落している理由

金融業界で最近話題になっているのがイールドカーブの逆転である。イールドカーブの逆転とは長短金利の逆転であり、つまり短期金利が長期金利を上回っている状態のことを指す。しかしイールドカーブの逆転はそもそも何が問題なのだろうか? この記事で一度纏めてみたい。

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世界最大のヘッジファンド、ポートフォリオを大幅リスクオフへ

機関投資家のポジションを開示するForm 13Fによれば、レイ・ダリオ氏率いる世界最大のヘッジファンド、Bridgewaterが米国株や新興国株の買いポジションを大幅に減らしている。7月のFOMC会合以来株式市場が荒れる中、なかなか興味深い動きである。

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株安でも利下げに反対するFOMC委員たち

アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)が7月にリーマンショック以来初めての利下げに踏み切って尚、株式市場は荒れている。市場は更なる金融緩和を要求しており、パウエル議長を含む何人かの委員は要求にある程度応える方針を明らかにしているが、パウエル議長はこの難しい状況下で更なる困難を見つけるかもしれない。それは、金融政策を決定するFOMCの委員の内、利下げに反対している委員たちである。

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ガントラック氏: 利下げは手遅れ、株価はもう一度暴落する

2018年の世界同時株安を見事に予想した債券投資家のジェフリー・ガントラック氏が、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)の利下げは手遅れだとの見解をReutersのインタビューで述べているので紹介したい。

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世界最大のヘッジファンド、量的緩和バブルの限界と金価格上昇を予想

世界最大のヘッジファンド、Bridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏が量的緩和バブルの限界を予想している。かなり長い記事(原文英語)なのだが、今後の相場を予想する上で非常に重要なので要点をここで説明したい。

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ドラッケンミラー氏、2020年大統領選のトランプ氏敗北と株価暴落を予想

少し気が早いが、ジョージ・ソロス氏のクォンタムファンドを率いたことで有名なスタンリー・ドラッケンミラー氏が2020年の大統領選挙について予想しているので、紹介したい。CNBC(原文英語)が伝えている。

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ガントラック氏: 株式市場の弱気相場はまだ続いている

昨年の株安を予想し的中させた債券投資家のガントラック氏がCNBC(原文英語)の記事で弱気相場が継続していることを主張している。その内容が投資家にとってなかなか重要なものであるのでここで紹介したい。

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5月FOMC結果、パウエル議長は記者会見で利下げを否定

米国時間で4月30日から5月1日まで、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を開き、政策金利を2.25%から2.5%のレンジに維持することを決定した。

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