「ワコム (TYO:6727)」タグアーカイブ

フォロー終了: ワコム (TYO:6727)

ワコム (TYO:6727)のフォローを一旦終了する。理由は二つあり、短期的な利益をかなり毀損する決算にもかかわらず、株価が決算後の急落時以上の水準に回復していることと、IDCがタブレット型コンピュータの出荷台数予測を下方修正したこと(ビジネスワイヤ、原文英語)である。株価が短期的にも長期的にも割安な水準となった場合や、業績回復により直接的な材料が出た場合、フォローを再開する場合がある。投資結果は以下の通り。

投資戦略: ロング

フォロー開始時株価: ¥514

フォロー終了時株価: ¥494

リターン: -3.89%

 

フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

以前紹介した銘柄のフォローアップである。

前回の記事で文句なしの買い場と書いた時点から13%程度の上昇。ECBの追加緩和もあり住宅市場に再び希望が持たれている。€16程度で取引されていた時点よりもECBがかなりハト派に傾いたことを考えると、まだ割安と見るべきだろう。しかし欧州の問題が解決するためには時間がかかるとということを念頭に置いた、長期間の株価変動に耐えられるポジションの規模に留めたいことは一貫して同じである。 続きを読む フォローアップ: FCC (BM:FCC)、ワコム (TYO:6727)

ワコム (TYO:6727)に関するショートアップデート

30日の後場終了後、ワコム (TYO:6727)の決算が発表された。予想通り芳しくない決算であった。同時に業績予想が修正され、今期の売上高は-14.5%、純利益は-46.9%の下方修正が発表された。

今日の取引が始まるまでに詳細な分析を載せる時間がないが、この決算と業績予想修正はワコムの長期的成長を否定するものではないことと、しかしながら利益が大幅に毀損されているため、短期的には買い方にかなり厳しい状況が続くだろうということだけ書いておきたい。後ほど詳細な分析を掲載する。

フォローアップ: ドイツ銀行がワコム空売りから撤退、FCCは株価回復、CNNCは川内原発の審査進展で急騰

ドイツ銀行が空売りポジションを精算。ここ数日で発行済み株式の1.49%を買い戻し、3月末から始まったショートポジションのすべてを解消した。前回の記事の通り、今日発表される決算はワコムにとっての悪条件が重なっているが、それでも高値から売りを始めたドイツ銀行としては不確定な決算で賭けをする必要もないということだろう。 続きを読む フォローアップ: ドイツ銀行がワコム空売りから撤退、FCCは株価回復、CNNCは川内原発の審査進展で急騰

ワコム (TYO:6727): 決算予想と投資戦略

7月30日のワコム (TYO:6727)の決算発表を控え、業績などのデータを再度確認する。結論から言えば、今回の決算は時期的な理由により芳しくない可能性が高い。理由は欧州のユーロ安と日本の消費増税前の駆け込み需要の反動減である。

先ず、長らくフォローしてきた空売り残高であるが、今月に入ってからUBSとゴールドマンが空売りを徐々に増やしてきており、16日時点で発行済株式総数に対してゴールドマンが5.02%、UBSが0.65%、ドイツ銀行は16日にわずかに買い戻し1.49%で、合計で7.16%の空売り残高が報告されている。UBSとゴールドマンの売り増しは、今回の決算に合わせて売りを仕込む動きだと考えられる。 続きを読む ワコム (TYO:6727): 決算予想と投資戦略

フォローアップ: FCC、ワコム

以前紹介した銘柄の現状確認である。

EU首脳会議でスペインに有利な交渉が行われなかった失望感から連日の下落。現時点でP/S(株価売上高倍率)は0.3をやや割っているから、利益率が5%まで回復した場合のP/Eは6弱ということになる。南欧諸国のEUの緊縮規定との戦いが長引きそうであることを考えれば妥当な水準だろう。 続きを読む フォローアップ: FCC、ワコム

ワコム続報: UBSが空売り参入、大口空売り残高は合計で6.5%に

ワコム (TYO:6727、紹介記事)には以前よりゴールドマンとドイツ銀行の空売りが入っているが、25日にUBSが発行済み株式の0.52%の空売りを新規報告した。これで大口の空売り総残高はゴールドマンの4.51%、ドイツ銀行の1.47%と合わせて6.5%となる。 続きを読む ワコム続報: UBSが空売り参入、大口空売り残高は合計で6.5%に

フォローアップ: ユーロ、FCC、ワコム、CNNC International

下記は以前紹介した銘柄の現状確認である。

  • ユーロドル

ECB緩和発表後の高値1.366から下落し1.355付近で推移している。会合後の記事で書いた通り、長期的には1.30に向けて下落してゆくと想定しているが、ECBが実際に資金供給を行うのは9月と12月であり、この緩和は発表から実行までに多少間がある。 続きを読む フォローアップ: ユーロ、FCC、ワコム、CNNC International

ワコム続報: ゴールドマン、ドイツ銀行ともに買い戻さず、空売り残高は合計6.05%に

ワコム (TYO:6727)の株価と出来高は金曜と月曜に急騰したが、11日に今週月曜までの空売り残高が公開され、売りを仕掛けているゴールドマン、ドイツ銀行ともに、空売り残高がほとんど変わっていないことが分かった。発行済株式総数比で、ゴールドマンの残高は変わらず4.51%、ドイツ銀行は金曜に0.06%減らして1.54%、2社合計で6.05%である。昨日と今日で大口の取引らしき出来高が見受けられないことから、売り方は株価が上がった後もこの売り残をこのまま抱えているものと思われる。 続きを読む ワコム続報: ゴールドマン、ドイツ銀行ともに買い戻さず、空売り残高は合計6.05%に

ワコム続報: 朝方に100万株の買い、売り方の買い戻しか

ワコム (TYO:6727)

9日の寄り付きから10分ほどで、ワコムに合計100万株ほどの買い注文が入った。現在587円。直近30日の平均出来高の40%ほどの注文が、寄り付き後の短時間で捌かれたことになる。 続きを読む ワコム続報: 朝方に100万株の買い、売り方の買い戻しか