2月10日に1月のアメリカCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は7.5%(前年同月比)で前月の7.1%を上回る物価上昇となった。
1年間で貯蓄の実質的価値がそれだけ減ったという意味では数字自体も相当だが、内容を見るとコロナがまったくデフレ的ではないという事実が浮かび上がる。
続きを読む 1月の米国CPIは7.5%に加速、コロナが全力でインフレを支援2月10日に1月のアメリカCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は7.5%(前年同月比)で前月の7.1%を上回る物価上昇となった。
1年間で貯蓄の実質的価値がそれだけ減ったという意味では数字自体も相当だが、内容を見るとコロナがまったくデフレ的ではないという事実が浮かび上がる。
続きを読む 1月の米国CPIは7.5%に加速、コロナが全力でインフレを支援アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで中国経済について語っている。
続きを読む サマーズ氏: 中国覇権論は30年前の日本覇権論と同じ2022年初めからの株価の下落は読者もよく知っているだろう。しかし同時に金属やエネルギー資源、農作物などのコモディティはどう推移しているだろうか?
続きを読む 世界同時株安でもコモディティが下落していない理由アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューでアメリカの物価高騰とFed(連邦準備制度)の利上げについて語っている。
続きを読む サマーズ氏: インフレで政策金利は2%以上まで利上げされる可能性2022年1月から急落した株価がある程度反転して安堵している投資家も居るかもしれない。しかしそれは株式市場だけを見た場合の話であって、金融市場全体を見渡すと悲観が支配したままであることが分かる。
続きを読む 急速にスタグフレーションを織り込む金融市場世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏は、大英帝国やオランダ海洋帝国など歴史上の経済大国の盛衰を研究していることで有名だが、アメリカの元財務長官ハンク・ポールソン氏のPodcastでその構想を分かりやすく説明しているので報じたい。
続きを読む 世界最大のヘッジファンド: 国家が滅びゆく順序を説明する2021年第4四半期(10月-12月)のアメリカGDP統計が発表されているのでそちらも解説しておこう。
GDP統計は数字だけ見て上がった下がったを考えてもあまり意味がない。中身を見なければアメリカ経済の実体は見えてこないのである。
続きを読む 好調な2021年第4四半期米国GDPはインフレと経済過熱に依存しているSoros Fund Managementのジョージ・ソロス氏が中国の不動産バブル崩壊を喜んでいる。ソロス氏の中国バブル崩壊予想については以下の記事で取り上げている。
恒大集団のデフォルトなど、状況はこれまで確かに彼が予想した方向に進んでいるようだ。
続きを読む ソロス氏: 中国不動産バブル崩壊で習近平は失脚へアメリカのインフレとそれに伴う金融引き締めへの懸念で株式市場は年始から急落したが、いま株式市場は下落幅の半値を戻した。株価暴落の危機は去ったのだろうか? 今回は下落相場というものがどういうものかについて話したい。
続きを読む 2022年2月、株式市場は下落相場から反発したのか?Guggehneim Partnersのスコット・マイナード氏がBloombergのインタビューで、面白いことにFed(連邦準備制度)のバランスシート縮小に賛成しながら利上げを批判している。
続きを読む マイナード氏: 中央銀行は株価暴落以外に利上げの行き過ぎを知る方法がない