「2019年新型コロナウィルス」タグアーカイブ

米国、量的緩和の無制限化を発表も米国株は下落

米国時間3月23日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は国債などの債券を買い入れる量的緩和における債券の買い入れ額の限度を撤廃することを発表した。

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新型コロナ、米国の感染者数急増止まらず ヨーロッパはピーク近し

新型コロナウィルス肺炎のアメリカでの流行が止まらない。感染者数は既に3万人以上に達しており、しかも拡大速度が他の国に比べてかなり急速である。金融市場はこの状況をかなり心配しており、米国株は下落を続けている。

一方で国単位の封鎖措置を既に行っているヨーロッパでは流行減速の兆しが見られており、ピークがかなり近いと思われる。投資家としては暴落した資産の買いに入る準備をしなければならないかもしれない。

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ガンドラック氏: 株式市場は当然反発する

新型コロナウイルス肺炎が世界的流行となったことにより世界的な株安となっているが、債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏が今後の相場動向について非常に面白いコメントをしている。

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新型コロナ株安はいつまで続くか

新型コロナウィルス肺炎が世界的流行となっており、2月まではあまり反応しなかった株式市場も流行がヨーロッパとアメリカに広がると途端に下落を始めた。中国や日本が感染している間は気にしないが、自分たちが感染し始めると途端に慌て始めるのが西洋人の主導する金融市場である。

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新型コロナ株安、長期金利の動向を2018年世界同時株安と比較する

新型コロナウィルス肺炎が世界的流行となっていることで株式市場の暴落がニュースになっているが、一部のプロの間では債券と金利の値動きの方が危機的だと話題になっている。前回の記事でも説明した通りである。

しかし何故そうなのかということは一般の投資家には実感が難しいだろう。よってもう少しチャートを交えながら解説したい。

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世界最大のヘッジファンド: 米国のゼロ金利はすべての資産価格を下落させる

世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏がLinkedInのブログで引き続き新型コロナウィルス肺炎とその経済への影響について語っている。

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新型コロナウィルスでドル円が急落する理由、下落を支える超長期トレンドとは

新型コロナウィルス肺炎で株価が暴落している一方で、ドル円もそれに合わせて激しい値動きを展開している。そこで、以前からの読者には基礎的な内容になるが、この辺りでドル円下落を支える長期的トレンドについてもう一度整理しておいても良いだろう。

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ECB、新型コロナウィルスで量的緩和を拡大もドイツ株暴落

ドイツ時間3月12日、ECB(欧州中央銀行)は政策決定会合を開催し、債券を市場から買い入れる量的緩和の年末までの規模を1,200億ユーロ追加すると発表した。新型コロナウィルス肺炎がヨーロッパ中に広まっていることで景気後退が懸念されているためである。感染者が1万5,000人を超えているイタリアは国土全体を封鎖しており、スペイン、フランス、ドイツでも同じ規模の流行が懸念されている。

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原油価格暴落をめぐるロシアとサウジアラビアの戦争

新型コロナウィルス肺炎によって航空需要や陸上輸送が減少していることにより原油価格が急落している。そこでサウジアラビアを始めとするOPECはOPEC非加盟国であるロシアなどと協力して減産し、需要が減った分供給も減らすことで価格を支えようとしていたのだが、ロシアがこれを拒否したことで原油価格は更に下落した。

そしてその後の様子がロシアとサウジアラビアの泥仕合に発展している。

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