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人権団体アムネスティ、ウクライナ政府の人間の盾戦略を非難

久々にウクライナ関連のニュースである。国連やEUの諮問機関であるアムネスティ・インターナショナルが、ウクライナ軍がロシア軍との戦いの中で故意に住宅地に陣取ることによってウクライナの民間人を危険にさらしているとする報告書を発表し話題となっている。

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世界最大のヘッジファンド: 気候変動への対処は犠牲が大きすぎる

世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏がFOX Businessのインタビューで脱炭素政策のコストと財政赤字のもたらす結果について語っている。

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サマーズ氏: 利上げをやり抜かなければ酷いスタグフレーションに

アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏が、Bloombergのインタビューでジェフリー・ガンドラック氏と真逆のことを言っている。

もしかしたらどちらも正しいのかもしれないが、2人の議論を較べてみたい。

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ガンドラック氏: 利上げが行き過ぎると逆にハイパーインフレになる

引き続きDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のCNBCによるインタビューである。今回は利上げと金利水準について語った部分を取り上げたい。

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ガンドラック氏: 利上げのお陰で株価反発の下地が整った

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、先日Fed(連邦準備制度)が行なった大幅利上げと金融市場の反応についてCNBCのインタビューで語っている。

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ついに景気後退入りした第2四半期アメリカGDP、通年の景気後退もほぼ確定か

7月28日に2022年4-6月期のアメリカGDP統計が発表され、実質GDP成長率は前年同期比(以下特筆しなければ同様)で1.6%となったが、前期比年率では-0.9%のマイナス成長となり、第1四半期と合わせて2期連続のマイナス成長となったため、定義上景気後退ということになった。つまりアメリカ経済は縮小している。

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7月FOMC会合結果、金融市場の利上げ幅予想

米国時間7月27日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を行ない、その結果を発表する。

アメリカにおける記録的な物価高騰を抑えるためにFedは利上げプロセスに入っており、今回の利上げ幅がどの程度になるか、そして今後の利上げペースはどうなってゆくのかについて一度纏めておきたい。

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サマーズ氏: インフレ抑制には増税と財政赤字縮小が必要

引き続き、アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏のBloombergによるインタビューである。今回はインフレ抑制のために何が必要かを語っている部分を紹介したい。

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中国経済がロックダウンと不動産バブル崩壊で空中分解、鉄鉱石と銅は急落

長らくアメリカのインフレのことばかり書いてきたが、2022年の相場の問題はアメリカ発の物価高騰だけではないということをそろそろ思い出そうではないか。つまりは中国の不動産バブル崩壊と、それによる世界経済の減速である。

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