中国武漢初の新型コロナウィルスが引き続き市場でも話題になっているが、この話題について世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏がLinkedInへの投稿でコメントしているので紹介したい。過去のウィルス流行の例と比較しての分析となっている。
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1月FOMC結果: 量的緩和延長を否定、第2四半期に終了へ
米国時間1月28日から29日にかけて米国の中央銀行Fed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を実施し、政策金利の維持を決定した。Fedは昨年の3度の利下げの後当面金利を維持する姿勢を示しており、決定は市場の予想通りである。
続きを読む 1月FOMC結果: 量的緩和延長を否定、第2四半期に終了へ中国武漢の新型コロナウィルス肺炎、株式投資戦略と関連個別銘柄
2020年1月に入り、中国の武漢で発生したコロナウィルスの感染拡大が世界的なニュースになっており、株式市場にも影響を与えている。特に肺炎の拡大がビジネスに大きく影響する企業の株などは敏感に反応しており、今回の記事では新型ウィルスが株式市場に与える影響を考えたい。
続きを読む 中国武漢の新型コロナウィルス肺炎、株式投資戦略と関連個別銘柄ポール・チューダー・ジョーンズ氏: 2020年はドットコムバブル崩壊前に似ている
1987年のブラックマンデーを予測したことで有名なベテラン投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏が世界経済フォーラム(通称ダボス会議)にて2020年の株価上昇について語っている。
続きを読む ポール・チューダー・ジョーンズ氏: 2020年はドットコムバブル崩壊前に似ている世界最大のヘッジファンド: 現金はゴミ、別のものに投資を
毎年恒例のことだが、現在スイスでは世界経済フォーラム(通称ダボス会議)が行われている。例年通り世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏が相場観を表明しているので紹介したい。
続きを読む 世界最大のヘッジファンド: 現金はゴミ、別のものに投資をアメリカのインフレ率は減速、個人消費は足踏み
アメリカの株式市場は絶好調である。2018年の世界同時株安を受けて中央銀行が金融引き締めを撤回して以来、かなりの勢いで上昇している。
一方で実体経済の方はどうだろうか? 材料としてはトランプ政権の法人減税以来新しい好材料は出ていない。よって投資家は中央銀行の方針転換以来下落した長期金利が実体経済にどういう影響を及ぼしているかを地道に調べてゆくしかない。その中で基本となるのがインフレ率とGDP統計だが、四半期ごとに公開されるGDP統計もその一部である個人消費は毎月発表されているので、極力頻繁にレビューしてゆきたい。
続きを読む アメリカのインフレ率は減速、個人消費は足踏み年始の株式市場とドル円は下落、下げ相場が続けばどうするか?
海外市場では三が日がない分市場は2日から開いていたが、日本では土日を経て6日からのスタートとなった。日経平均は前夜の米国市場の下げを引き継いでの下落となり、同時にドル円も年末年始から下落となっている。
続きを読む 年始の株式市場とドル円は下落、下げ相場が続けばどうするか?2020年の株式市場の動向予想、株価暴落の兆候なし
アメリカの株式市場は2018年の世界同時株安以来上がり続けている。世間では米中通商合意のおかげだということになってはいるが、様々な観点からの証拠がその推測を否定している。
続きを読む 2020年の株式市場の動向予想、株価暴落の兆候なし鈍化していた米住宅価格の伸びは回復するのか
アメリカの株式市場がまた史上最高値を更新した。表向きには米中通商合意を好感したということになっているが、第一段階合意がほとんど意味のないものであることは以下の記事で指摘した通りである。
この記事を読んでもらえば分かるが、株式市場は少なくとも米中通商合意で上がっているのではない。結局は金利とそれが実体経済に及ぼす影響なのである。
続きを読む 鈍化していた米住宅価格の伸びは回復するのかロシア国債の買いを開始、金利7%
現在、世界の金融市場は中途半端な状況にある。期待されていた米中通商合意の第一段階は期待外れに終わったが、金融市場にとってはその方がプラスとなることは述べた通りである。
この結果を受けてしばらく考えていたが、結論としてはロシア国債を徐々に買い始めることにした。
続きを読む ロシア国債の買いを開始、金利7%