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日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻する

アベノミクス以降、もう10年近く大規模な金融緩和を続けてきた日本銀行が、去年の12月に実質利上げを実行した。

その結果どうなったかと言えば、日本国債の投げ売りが急増している。日銀が買い支えなければならなくなっているが、このままではそれも破綻してしまいそうだ。

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ガンドラック氏: アメリカは2年物国債金利の警告通り利下げする、中央銀行はまったく不要

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がFOX Businessのインタビューでいつも通り面白いことを言っている。

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アメリカの12月インフレ率は6.4%に減速、ドル安継続へ

1月12日、アメリカの最新のCPI(消費者物価指数)統計が発表され、12月のインフレ率は6.4%(前年同月比、以下同じ)となった。前回の7.1%から更に減速し、昨年のピークである9.0%に比べてインフレ率は2.6%下落したことになる。

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ポジャール氏: 2023年、アメリカは量的緩和を再開するが株価は上がらない

いつも興味深い分析を公開してくれるクレディスイスの短期金利戦略グローバル責任者ゾルタン・ポジャール氏の今年最初のレポートである。

彼の今年のテーマは、現在量的引き締めを行なっているアメリカの量的緩和再開らしい。

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サマーズ氏: アメリカ景気後退の可能性は下がった

アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏の今年始めてのインタビューである。Bloombergでサマーズ氏は雇用統計の数字にコメントしているのだが、タカ派だったサマーズ氏の見解に変化が見られる。

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12月米雇用統計でドル円が下落した理由

今年初めての重要な統計発表と言えるだろう。特に、現在減速しているアメリカのインフレの内、まだ減速していないサービス業の主な経費である賃金の上昇がどうなっているのかは、投資家にとって現状で最重要の経済統計と言える。

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