9月12日にECB(欧州中央銀行)が量的緩和を再開したことに引き続いて、10月11日にアメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)もバランスシートの拡大再開を決定した。
タイトルに「量的緩和」と括弧を付けているのは、Fedのパウエル議長がこの措置を「量的緩和と混同してはならない」と主張しているからである。しかし量的緩和の定義とは資産買い入れによるバランスシートの拡大ではなかっただろうか。
続きを読む アメリカ「量的緩和」再開の相場への影響は?9月12日にECB(欧州中央銀行)が量的緩和を再開したことに引き続いて、10月11日にアメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)もバランスシートの拡大再開を決定した。
タイトルに「量的緩和」と括弧を付けているのは、Fedのパウエル議長がこの措置を「量的緩和と混同してはならない」と主張しているからである。しかし量的緩和の定義とは資産買い入れによるバランスシートの拡大ではなかっただろうか。
続きを読む アメリカ「量的緩和」再開の相場への影響は?10月11日、米国の中央銀行であるFedは債券買い入れによりバランスシートを拡大することを発表した。要するに中銀が国債を市場から買うことによって市場に資金を注入するということであり、少し前まではそれは量的緩和と呼ばれていた。しかしパウエル議長は今回これを量的緩和とは呼びたくないようである。
続きを読む 米国、実質的に量的緩和の再開を宣言アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)のパウエル議長がバランスシートの拡大を再開することを示唆した。昨年にはバランスシートの縮小を進め、利上げも限界まで行う姿勢であった議長の発言とは思えないが、市場参加者の多くは去年のことなど忘れているかもしれない。
続きを読む パウエル議長、バランスシートの拡大再開を示唆、レポ市場の混乱で株式市場とドル円については随時記事にしているが、ここで一度今後の動向について纏めておきたいと思う。
続きを読む 2019年後半以降の株式市場・ドル円の推移動向予想米国時間9月18日、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を開き、政策金利のレンジを1.75%-2.00%へ0.25%利下げすることを決定した。
続きを読む 9月FOMC会合結果はややタカ派、利下げは決定アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は米国時間9月17日から18日までFOMC会合を開き、金融政策を決定する。いつも通り市場の織り込む利下げ確率やその後の展望について説明したい。
続きを読む 9月FOMC会合は利下げ続行か、その後の相場の動きに注目昨年の世界同時株安を受けてアメリカの中央銀行が利下げに動いたことが原因でアメリカの長期金利は下がり続けている。金利低下はドル円相場や金相場に影響を及ぼすため、一度長期金利の現状について少し整理をしたい。
続きを読む 米国長期金利はまだ下がるのか?金融業界で最近話題になっているのがイールドカーブの逆転である。イールドカーブの逆転とは長短金利の逆転であり、つまり短期金利が長期金利を上回っている状態のことを指す。しかしイールドカーブの逆転はそもそも何が問題なのだろうか? この記事で一度纏めてみたい。
続きを読む イールドカーブ逆転は何が問題なのかと、銀行株が暴落している理由アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)が7月にリーマンショック以来初めての利下げに踏み切って尚、株式市場は荒れている。市場は更なる金融緩和を要求しており、パウエル議長を含む何人かの委員は要求にある程度応える方針を明らかにしているが、パウエル議長はこの難しい状況下で更なる困難を見つけるかもしれない。それは、金融政策を決定するFOMCの委員の内、利下げに反対している委員たちである。
続きを読む 株安でも利下げに反対するFOMC委員たち2018年の世界同時株安を見事に予想した債券投資家のジェフリー・ガントラック氏が、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)の利下げは手遅れだとの見解をReutersのインタビューで述べているので紹介したい。
続きを読む ガントラック氏: 利下げは手遅れ、株価はもう一度暴落する