ロシア、西側の制裁でルーブルが上がりすぎて困り始める

2月末に始まったロシアによるウクライナ侵攻以来、ロシアの通貨ルーブルは、投資家のパニックによって一度急落した。

アメリカやEUなどがロシアに対する経済制裁を行ない、それによってロシア経済が窮地に陥ると西側の人々は考えたからである。

続きを読む ロシア、西側の制裁でルーブルが上がりすぎて困り始める

世界最大のヘッジファンド、インフレ暴落相場で半年で32%の爆益

当たり前だと言うべきだろう。筆者を含め、年始から株価暴落を予想していたマクロのファンドマネージャーは、レイ・ダリオ氏に限らず皆それぐらいのパフォーマンスを挙げているだろう。

続きを読む 世界最大のヘッジファンド、インフレ暴落相場で半年で32%の爆益

世界最大のヘッジファンド: ロシアはウクライナでの戦争に勝ちつつある

世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏がLinkedInのブログでウクライナ情勢について語っているので紹介したい。

続きを読む 世界最大のヘッジファンド: ロシアはウクライナでの戦争に勝ちつつある

急速にデフレを織り込み始める金融市場

世界的な物価高騰がニュースを賑わわせているが、ここの読者にとってインフレは現金給付の当然の帰結であり、筆者が2年前から警告していた状態であることを覚えているだろう。

それから2年後、ようやく世間がインフレで騒ぎ始めたのだから、ここではそろそろデフレを予想する時期だろう。常に後追いの世間や政治家を尻目に投資家は先を行くのである。

続きを読む 急速にデフレを織り込み始める金融市場

1974年の物価高騰で株価が暴落した時、ゴールドや原油などはどう動いたか?

インフレと株価暴落が同時に起こっている。金属やエネルギー資源、農作物などのコモディティ銘柄にとって、物価高騰は価格上昇要因だが、株安は下落要因である。

続きを読む 1974年の物価高騰で株価が暴落した時、ゴールドや原油などはどう動いたか?

マイナード氏: 株価が暴落しても中央銀行はもう助けに来られない

インフレ対策でFed(連邦準備制度)が利上げなどの金融引き締めを続け、株価が暴落する中、Guggenheim Partnersのスコット・マイナード氏がBloombergのインタビューでインフレと市場経済の今後について語っている。

続きを読む マイナード氏: 株価が暴落しても中央銀行はもう助けに来られない

ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性

引き続き、ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを率いたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏のSohn Conferenceにおけるインタビューである。

今回はアメリカ屈指のファンドマネージャーが米国株の長期見通しについて語っている部分を紹介しよう。

続きを読む ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性

ドラッケンミラー氏: ハイテク株はまだ買えない、エネルギー株は安い

引き続きジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを率いたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏のSohn Conferenceにおけるインタビューである。

今回は株式市場の各セクターについて語っている部分を紹介しよう。

続きを読む ドラッケンミラー氏: ハイテク株はまだ買えない、エネルギー株は安い

世界の金融市場における分析と実践