「ジェローム・パウエル」タグアーカイブ

4月FOMC会合結果: パウエル議長のインフレ無視は続く コモディティバブル継続へ

米国の中央銀行であるFed(連邦準備制度)は4月27日から28日まで金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、政策金利と量的緩和政策の維持を決定した。

そこまでは市場の予想通りである。この会合で何か政策が変更されるとは思われていなかった。しかし問題なのは今後の金融政策についてパウエル議長がどう思っているかである。

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パウエル議長、根拠不明の2%インフレ目標に固執、物価高騰は不可避

アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)の議長であるジェローム・パウエル氏が議会証言で金融政策の見通しについて語っている。

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パウエル議長、新型コロナウィルスについて声明文を発表、3月利下げを確約か

アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)が3月半ばのFOMC会合に先駆けて手を打ったようである。パウエル議長による声明文が発表されたので、今回の記事ではそれを紹介したい。金利の最新情報にも触れたいと思っていたところなので丁度良いだろう。

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パウエル議長議会証言、米国経済に強気、量的緩和は予定通り終了

米国時間2月11日、アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)のパウエル議長がアメリカ経済と金融政策に関する議会証言を行った。パウエル氏によれば「議会は中銀に重要な独立性を与えてくれており、(中略)それには責務の進捗について報告する義務を伴う」そうである。Fedに頻繁に注文を付けているトランプ大統領へのあてつけだろうか。

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1月FOMC会合結果: 量的引き締めの早期終了から量的緩和の再開まで様々な選択肢を提示

1月29日から30日にかけて、アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合を行なった。

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12月FOMC会合結果は空売り派への満額回答

アメリカの中央銀行であるFed(連邦準備制度)は12月18日から19日にかけて金融政策決定会合であるFOMC会合を行い、今年4回目となる利上げを決定した。

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パウエル議長の致命的誤りが株式市場暴落の理由となる

アメリカの中央銀行に相当するFed(連邦準備制度)のパウエル議長がジャクソンホールで講演を行った。現在行われている利上げと量的引き締めというアメリカの金融引き締め政策を擁護する内容であり、引き締めの継続を宣言した。

大変残念ながら、彼の判断は間違っている。パウエル議長が彼の理屈で金融引き締めを続ければ、株式市場は確実に崩壊し、世界経済は不況に陥るだろう。

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パウエル議長が就任後初のスピーチ、世界同時株安は無視して利上げ継続へ

アメリカ発の世界同時株安が進んでいる。株価下落の原因は、これまで報じている通りアメリカ長期金利の上昇によって投資家の資金が株式から金利の上がった国債に流出したことである。

したがって市場の関心は、利上げとバランスシート縮小という金融引き締め政策を開始したイエレン前議長の後を引き継いだFed(連邦準備制度)のジェローム・パウエル新議長がこの市場下落にどう対応するかということだが、そのパウエル議長が就任後初の講演を行った。Fedの議長の講演は金融政策決定会合(FOMC会合)の声明文と同じように今後の金融政策の手がかりを示すものであるので、声明文と同じようにレビューしてゆきたい。

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