日銀植田総裁の曖昧なイールドカーブコントロール「運用柔軟化」を解説する

7月28日、日銀は金融政策決定会合の結果を発表し、長期金利を操作するYCC(イールドカーブコントロール)の「運用の柔軟化」を決定した。実質的には利上げに該当するのだが、史上例がないほど曖昧な利上げとなっている。以下に説明する。

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ウラン投資のポテンシャル: 気候変動と原子力発電

ゴールドや原油など金融市場で取引される資源、つまりコモディティへの投資を経験している個人投資家は全体数から見ればかなり少ないだろうが、ここの読者であればそれなりに経験者がいるだろう。

だがここの読者であってもウランに投資をしたことのある人はそれほど多くはないのではないか。今日はウラン投資について語ってゆく。

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ゼレンスキー氏、イギリス国防相の「うちはアマゾンではない」発言に同調した自国の大使を解任

ウクライナとイギリスが揉めている。アメリカ人の中でも野党共和党の支持者の中ではウクライナ支援に対する支持は既に失われているが、それは他の欧米諸国にも波及しつつある。

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アメリカのインフレ率、急降下は6月で終わりの理由

アメリカの最新6月のCPI(消費者物価指数)統計が発表され、アメリカのインフレ率は3.1%となった。一時9%まで上がっていたインフレ率はかなり下落し、目標とされている2%まで近づいたことになる。

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サマーズ氏、何故まだアメリカに景気後退が来ていないのかを語る

引き続き、Bloombergによるアメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏のインタビューである。今回は、アメリカが長らく金融引き締めを行ないながら、予想され続けている景気後退がまだ来ていない理由について語っている部分を取り上げたい。

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サマーズ氏が利上げ継続を予想、アメリカの中央銀行はインフレを過小評価している

アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで、先日発表されたアメリカの雇用統計についてコメントし、そこから導き出される今後のインフレ動向について語っている。

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世界の金融市場における分析と実践