さて、これまでアメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏のPeterson Institute for International Economicsにおける講演の内容を報じてきたが、実はこの講演に黒田氏の前に日銀の総裁だった白川方明氏が出席しており、サマーズ氏に向けてなかなか面白い質問をしていた。この記事で紹介したい。
続きを読む 日銀の白川元総裁が経済学者サマーズ氏の講演で非常に興味深い質問をしていたサマーズ氏: アメリカはあと0.5%利上げする
アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がPeterson Institute for International Economicsにおける講演で、アメリカの政策金利の見通しについて語っている。
続きを読む サマーズ氏: アメリカはあと0.5%利上げするアメリカの深い景気後退をなおも予想する金融市場
アメリカでは利上げによる景気後退が不可避のものとされ、数ヶ月前には銀行の破綻も騒がれた一方、株式投資家は数ヶ月前の話を覚えておく記憶力がないので、市場にはアメリカ経済には何の問題もないかのような雰囲気が漂いつつある。
続きを読む アメリカの深い景気後退をなおも予想する金融市場ポジャール氏、機関投資家向けのアナリストレポート販売ビジネスについて語る
元クレディ・スイスの短期金利戦略グローバル責任者でEx Uno Plures創業者のゾルタン・ポジャール氏が、Odd Lotsのインタビューで自身のリサーチ会社のアナリストレポートの販売ビジネスについて語っている。
機関投資家が資産運用を行う上での情報源については個人投資家の読者にはあまり知られていないだろうから、インタビューのその部分を紹介したい。
続きを読む ポジャール氏、機関投資家向けのアナリストレポート販売ビジネスについて語るポジャール氏、人民元が基軸通貨になれるまでの道のりを説明する
クレディ・スイスを退社してリサーチ会社Ex Uno Pluresを創業したゾルタン・ポジャール氏が、Odd Lotsのインタビューで、人民元の国際化について語っている。
ポジャール氏は中国が中継銀行という概念を不要にすることで人民元は国際化すると語っており、金融業界の人間にはそれだけでなかなか面白い話だと分かるだろう。
続きを読む ポジャール氏、人民元が基軸通貨になれるまでの道のりを説明する金利市場の天才ゾルタン・ポジャール氏、ドルの崩壊を予想するためのリサーチ企業を創業
クレディ・スイスの短期金利戦略グローバル責任者として多くの優れたアナリストレポートを世に出していたことで知られるゾルタン・ポジャール氏が、クレディ・スイスを退社してEx Uno Pluresという自分の研究所を立ち上げたらしい。
続きを読む 金利市場の天才ゾルタン・ポジャール氏、ドルの崩壊を予想するためのリサーチ企業を創業サマーズ氏: 高齢化社会で今後政府の予算は増えてゆくべき
アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏が、高齢化社会において政府の財政出動の果たすべき役割についてPeterson Institute for International Economicsでの講演で語っている。
続きを読む サマーズ氏: 高齢化社会で今後政府の予算は増えてゆくべきアメリカの4月住宅価格が再び上昇、インフレ継続で利上げ再開か
アメリカの4月分のケース・シラー住宅価格指数が発表され、前月比年率で6.5%の上昇となり、前月の4.7%上昇から加速した。長らく下落が続いていた住宅価格は、ここ数ヶ月反転して上昇している。
続きを読む アメリカの4月住宅価格が再び上昇、インフレ継続で利上げ再開かNVIDIAの株価が割高かどうか計算する方法
アメリカ経済の雲行きは怪しい。筆者を含む多くの投資家が、ハードランディングに備えている。
だがジョージ・ソロス氏のクォンタムファンドを運用していたスタンレー・ドラッケンミラー氏などは、 AI銘柄の大本命であるNVIDIAの株価はそれでも上がると主張している。実際にはどうなるだろうか。
続きを読む NVIDIAの株価が割高かどうか計算する方法2023年の米国株は2018年世界同時株安のダブルトップに似ている
米国株は反発している。しかしその上昇が新たな上昇トレンドの始まりとなるためには、実体経済、金融政策、財政政策の少なくともどれかに上昇を正当化できる理由が必要である。
続きを読む 2023年の米国株は2018年世界同時株安のダブルトップに似ている