「フランス株個別銘柄」カテゴリーアーカイブ

日経平均急落、中国株暴落、世界同時株安の原因を探る: 原因はギリシャでも中国でもない

7月8日の日経平均は600円安、3%以上の急落となった。上海市場は5.9%安と、中国政府の介入にもかかわらず暴落が止まらない。

折しも前日の記事で弱気相場を示唆したところで、タイミングが良すぎたのだが、もう一度その部分を引用しよう。

株式市場の世界的な荒れ模様とは対照的に、個人的には金融市場はあまりに凪であると思っている。ポジションをほとんど持っていないからである。個別株は別として、マクロ的なポジションはほとんど精算してしまった。投資先が見つからないのである。

株式は高すぎ、債券はバブルであるが一度の利上げでは揺るがず、ドル円もユーロドルもまだ高く、金の買い時はまだであり、ギリシャの株式市場は閉まっている。ポジションをこれほど精算したのは、2013年5月の日本市場の急落前以来である。

かくして2013年5月以来の急落となりそうである。

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ギリシャ国民投票後の進展: やはりギリシャはそれほど譲歩を得られないか

債権団の要求にNoを宣言したギリシャの国民投票から2日が経ち、ユーロ圏各首脳が交渉に向けて動きを見せている。

先ず、これには驚いたが、バルファキス財務相が辞任した。国民投票後の交渉で、ドイツのショイブレ財務相らと折り合いの悪いバルファキス財務相が交渉の場に行くのはギリシャにとって不利に働くとツィプラス首相が判断したためで、事実上の更迭である。

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年明けからの市場急落、何を買い下がるべきか?

年明けから不安定な相場が続いており、S&P 500は節目の2,000を割れ、ドル円は116円台で推移している。原油は一時45ドルを下回った。何よりも注目すべきは、ボラティリティがあらゆる市場で上昇していることである。

上記の記事で述べた通り、とりわけ株式市場はFRB(連邦準備制度)の量的緩和の終了と利上げという未曾有の金融引き締めをほとんど織り込まずにここまで来ている。織り込みが遅れている要因には日欧の金融緩和があるが、今年中に実際に利上げが始まる可能性が高いことを考慮すると、低金利により債券から株式へと移っていた資金の株式市場からの逆流は、今年か来年には起こる可能性が高い。 続きを読む 年明けからの市場急落、何を買い下がるべきか?

個別銘柄フォローアップ: Gecina、CNNC International、平和不動産

以前紹介した個別銘柄の現状を確認する。

順調に上昇しているが、いまだポジションを始められる水準である。ECBの緩和に賭けるのであれば、ユーロ売りではなくこちらだろう。来月にECBが量的緩和を始めない場合は、来月の会合から量的緩和までの間にもう一度買い場が来ることになる。 続きを読む 個別銘柄フォローアップ: Gecina、CNNC International、平和不動産

[個別銘柄] Gecina (EURONEXT:GFC): パリのREIT、量的緩和

Gecina (EURONEXT:GFC)

Google Finance – Gecina SA: EPA:GFC quotes & news

概要

GecinaはフランスのREIT(不動産投資信託)である。ポートフォリオの80%以上がパリ市内およびその近郊に位置する。半分以上はオフィス物件であるが、住宅やヘルスケア物件も取り扱う。 続きを読む [個別銘柄] Gecina (EURONEXT:GFC): パリのREIT、量的緩和